2017年12月15日

平成29年も残り少なくなってきました。

新しい年を気持ちよく迎えるために、皆さんのお宅も大掃除をする時期となりましたね。

そこで、佐渡・両津・南佐渡クリーンセンターの年末年始の営業時間をお知らせいたします。

年末は12月30日(土)までの日曜日を除く8：30から16：30までで、年始は1月4日(水)の8：30～通常営業となります。

なお例年、年末年始は一般の方の持込みが大変多くなり施設周辺の道路が渋滞いたしますので、お早めの搬入をお願いいたします。

ちなみに昨年の12月30日(金)は、佐渡クリーンセンターにごみを持ち込んだ車両台数は316台で1日当たりの平均搬入台数の約2倍となり、敷地外にまで車が並んだため一般の通行車両にご迷惑をおかけいたしました。今年の最終日(12/30)は土曜日に当たり更に混雑が予想されますので、ご注意ください。

　　　　　　【昨年の年末の様子】

※一般車両が多くなり渋滞が始まると、ごみ収集車も動けなくなるため、ごみステーションの収集も遅くなりますので、ご理解とご協力をお願いします。

また、普段ご利用のごみステーションも通常より出される量が多くなり、集じん箱(ごみ箱)に入りきらないごみをカラスやタヌキ等の動物に食べ散らかされるという被害も発生いたしますので、早め早めの対応をお願いします。

 

【豆知識】

「すす払い」という形での大掃除は江戸城の築城50年目(1634年)に本格的に行われ、諸大名や旗本も見習うようになり、庶民の間までに広がったといわれています。

そして明治30年に「伝染病予防法」が制定され国民一人一人が清潔を保持するために「大掃除」を行うようになりました。さらに、昭和29年に「清掃法」が制定され、毎年定期的に大掃除を行うことが義務づけられました。しかし、昭和40年代の日本の高度経済成長とともに粗大ごみが定期的に収集されるようになってからは大掃除をやらなくなり、昭和45年に「廃棄物処理法」が制定されましたが、この法律では定期的な大掃除の実施規定がないことも大掃除をやらなくなった原因の一つでしょう。

しかし、法的に義務づけられなくても、ぜんそくやアトピーなどの病気の原因の一つに、ホコリや家ダニがあり、畳やタンスの裏・じゅうたんなどにはホコリや家ダニが必ずといっていいほどいるのです。

健康で明るい日常生活を送るためにも、ぜひ大掃除をしたいものです。

ごみ教養学なんでもQ&A　石川禎昭　著　より