イベント情報

9月12日(木)~13日(金) 佐和田中学校の4名が職場体験に来られました。

2019年9月30日

佐和田中学校2年生の女子生徒4名が「課題解決型職場体験」に来ました。
この事業は平成27年度から佐渡市が行うキャリア教育の一環で、郷土愛を育み、本市に貢献しようとする人材(佐渡で成長し活躍する人、佐渡に帰り心身ともに大きくなって活躍する人、佐渡を外から支え応援する人)の育成を目指すものです。
初日の午前中は施設にどんな機械があり、どのようにごみや資源物が処理されているかを見学しながら説明をし、午後の廃プラ分別作業に対してどんなイメージを持っているかを聞いてみました。
「汚れたものが多い」、「軽そう」、「分別する種類は少なそう」、「プラ以外もありそう」、「臭いはごみに比べて控えめ」と様々な感想を持っていました。
午後は実際に現場へ出てKY活動を行い、廃プラの分別の仕方についてレクチャーを受けた後、初めての作業に戸惑いながらも一つ一つ丁寧に確認しながら作業を進めていました。
2日目の午前中も廃プラの分別作業を行い、午後からは課題解決型体験学習のまとめです。
初日のイメージと違った点を聞くと、「廃プラでないものが多かった」、「汚れたものが多く、まとめて捨てる(焼却処分)ものがあった」、「納豆のカラシが入っていた」、「発泡スチロール、錠剤の殻・湿布のビニール(フイルム)が入っていた」「輪ゴムが入っていた」などリサイクルに回せない物の具体的な名前が上がってきました。これは実際に分別作業に携わったからこそ分かった職場体験の成果だと思います。
今回の課題解決型体験学習のミッションは「市民に分かりやすい分別ポスター(チラシ)を作ろう」です。下書きを作る際には、文書を作る係と写真(絵)を選ぶ係に作業を分担し、効率的に作業を進めていましたので、きっと良いポスターができるものと期待しています。
また、朝夕の挨拶も良くできていましたし、何より最終日には貸出したエプロン・帽子・手袋をきちんとたたんで重ねて置いてあるなど、とても礼儀正しい生徒達で、気持ちよく受入れを終了出来ました。
4名の生徒さん、大変お疲れ様でした!